高級シニアレジデンスのパークウエルステート鴨川に入居された平野会長のその後の記事がアップされました
2年で退去
シニアレジデンスを探している時に参考にしていた平野会長の記事ですが、結局2年で退去されたそうです
パークウェルステイト鴨川 |
文春オンラインに掲載された平野会長の記事
退去を決意されたきっかけは地元のテニスサークルでの地元の方とのちょっとした諍いとご夫婦で1億円以上払って入居されていたお仲間の退去の決断だったということです 鴨川があまりに田舎で外に出かけるところもほとんどなく毎日がレジデンスの中で完結してしまう生活をするにはまだ若かったということのようです 私も介護が必要になったらこんなところがいいなと思いますが、元気なうちはつまらないだろうと感じていました
入居金の返却
1億円払って入居されたご夫婦、6,000万円払って入居された平野会長とも2年ほどで退去となり、シニアレジデンス体験代としてはかなりの金額を失うことになられたわけです 2組とも経済的に余裕がおありそうなので退去を決断できたのでしょうが、そうでなければ我慢して住み続けるしかないわけです
高額の入居金があるシニアレジデンスに入居するにはもしも将来退去する際に返金があるのかないのか、契約内容をしっかり理解しておかなければいけません 我家もいろいろ検討して元気な夫にはサ高住(サービス付き高齢者住宅)の方が合っているという結論に至りました 元気なうちは自由度の高いサ高住で暮らし、介護が必要になったら介護付きの施設を探すのがいいのではと思っています 介護といっても認知症の有無でも選択する施設は違うと思いますし、正直70代後半で元気な場合は先のことはまだ予測できません
夫の住んでいるサ高住では2か月分の敷金と1ヶ月分の前払いのお家賃だけで入居でき、毎月のコストも受給している年金より安く抑えられるので、将来介護が必要になって転居するまでに手持ちの資金が減らないという利点もあります 気に入った施設であっても人間関係で嫌になってしまうこともありますし、入居時に大金が必要な施設は元気なうちはリスクが大きいのかもしれません 介護が必要になる頃には入所者同士の人間関係より、スタッフとの相性の方が大事になりそうです
サ高住の暮らし
夫は今年の6月から金沢のサ高住に入所しています 今のところとても満足して楽しく暮らしているのですが、先週夫の老いを感じるちょっとした出来事がありました 夫だけでなく自分の老いとも向き合っていかなくてはいけない年齢になったようです 入所されているお仲間の方々もお元気そうではありますが、それぞれの理由で退所されていくのを見るにつけ、”老い”について深く考えるようになりました
夫が元気なうちは楽しいと感じられる体験をたくさんして欲しいと思っているので、我家にはサ高住の選択が正解でした
コメント