関節リュウマチ

夏の終わり頃から始まった左手の不調、とうとう病名がつきました

関節リュウマチ 

左手に違和感を感じたのが8月の終り頃、ちょうど夫の肺がんの手術があったので私の方を後回しにしていると自分でも驚くほどのスピードで症状が進行してしまいました 慌てて整形外科に行ったものの納得できる診断ではなかったので手外科を受診したのですが…



最初に行ったのは聖路加国際病院の整形外科、次は自分で調べて形成外科の手外科の先生に診て頂きました 血液検査やレントゲンの結果をみて、フローズンハンドとのお見立てでリハビリに行くようにと指示を受けました リハビリは提携の整形外科です ここの先生がとてもいい方で追加の血液検査をしてくださいまして、抗核抗体の数値がとんでもなく高いということが判明しました ここでまた聖路加国際病院に逆戻りでリュウマチ膠原病センターを受診することになりました

抗核抗体の数値が高いとほぼ膠原病(自己免疫疾患)を疑うことになります フローズンショルダーやフローズンハンドなんて絶対に違うと確信していたので進むべき方向性がわかったのは希望が見えた気がしました 

検査が2か月


症状はみるみる進行し、痛みも強ければ左手でほぼなにもできない状態となり、生活もかなり制限されました 自分でも昨日までできていたことが急にできなくなる衝撃が大きく、早くなんとかしなければと気持ちは焦るばかりの日々でした 希望を持ってリュウマチ膠原病センターを受診したのですが、まさかここから2か月も検査が続くなんて思ってもみなかったのです

私の場合、抗核抗体の数値は異常に高いのですが、他の数値は全く異常がないのでひとつづつ可能性を潰すような検査が続きました 血液検査、CT、MRIなど病院内をぐるぐる回って指示された検査に向かう日々でした 皮膚科では皮膚を切り取って検査も受けました 呼吸器科、歯科も受診して、コロナやインフルエンザのワクチンも接種し、治療に備えました ようやく2カ月後くらいに関節リュウマチで治療をするということになりました まさかの関節リュウマチ、最初に受診した整形外科も形成外科の手外科の先生も関節リュウマチの疑いはないとはっきりおっしゃったのですよ それは血液検査ではリュウマチを疑う数値が上がっていないということだからだったのですが、たくさんの検査をして最終的にMRIの画像で関節リュウマチと判断されたのでした 

これが正しい病名かどうかはわからないそうなのですがまずは関節リュウマチの治療を始めることになりました 

治療開始

ステロイドと抗リュウマチ薬を飲み始めたのですが、これが劇的に効いてあっという間に左手の関節の痛みはなくなりました 疲れや怠さからも解放されて、久しぶりに普通に生活できる喜びを感じました 医学の進歩って凄いですね 今のところお薬の副反応もないので、ステロイドは徐々に減らしていき、抗リュウマチ薬と置き換えていくとのことです 完治するのか、長く病気と付き合っていくのかわかりませんが生活に支障がない程度に症状が抑えられるだけでも有難いことです

先生のお話ではリュウマチは早く治療を始めれば骨の変形は防げるとのことです 違和感を感じたら専門医を受診するのがいいですが、専門でない先生の場合は私のようにフローズンショルダーやフローズンハンドで済まされてしまう場合もあるので抗核抗体の検査だけでもしておくのはいいのかもしれません 毎年受診している人間ドックのオプションに抗核抗体検査があったのです 人間ドックで抗核抗体の数値が高く出た場合は、専門の医療機関を紹介してもらえると思います 

急に元気になったので貯まっていた仕事をやっつけることにしました これから年末まで大忙しです 

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