夫のお誕生日のお祝いで富山県庄川峡にある船でしか辿り着けない秘境の宿の大牧温泉に行ってきました
大牧温泉
一度は行ってみたかった秘境の宿の大牧温泉に行ってきました 富山県南砺市利加村にある大牧温泉は富山県でもわりと金沢寄りのところではありますが交通機関を利用していくとなるとかなり遠い場所になります 元々の大牧温泉は小牧ダムの下に沈んでおり、移築された大牧温泉は庄川峡遊覧船でしか行くことができないお宿です
![]() |
| 大牧温泉 |
大牧温泉に行くには高岡(もしくは新高岡)から加越能バスで小牧(庄川峡遊覧船乗場)まで行くことができます が、ここで大問題発生 庄川峡遊覧船のダイヤが2月1日に春ダイヤになっているのにもかかわらず、小牧行きのバスダイヤは冬ダイヤに合わせたままでした 14:30発の船に乗りたいのにちょうどいいバスはありません あらかじめ調べておいたプランBではJR城端線で高岡から福野、福野からタクシーで小牧までだったので高岡駅の観光案内所で聞いてみると”素晴らしい!”と言われました それしか方法がないのですけどね
観光案内所の方に確認できたのでこれまた事前に調べておいた福野駅前のタクシー会社あい・あいタクシーに電話して福野駅で待っていてもらうように予約しました この日の城端線は通常運行だったのでラッキーでした 大寒波の影響で城端線は運休した日もあったのです そしてこの城端線が問題、交通系ICカードが利用不可なので高岡駅で切符を購入して改札は有人改札を通ります 3月14日からは交通系ICカードが導入されるそうなので便利になります
城端線は単線で列車も古〜いディーゼル車です 乗り込む際にステップがあり戸惑いました キャリーを引いていていると落ちそうになって怖いくらい 雪国仕様なのでドアはボタンを押して開けるタイプ 下車する際に無人駅では全てのドアが開かなくて、車掌さんが乗車している車両のドアしか開きません 福野駅は無人駅ではなかったので全部のドアが開きました よかった
大雪の中、城端線に乗って無事福野駅に到着するとあい・あいタクシーさんが待っていてくれました ドライバーさんが若い女性でとっても素敵な方でした 雪道を運転するのに超高齢のドライバーさんだったらどうしようかと心配していましたが、庄川峡遊覧船乗場まで安心して乗車できました 福野駅から15分ほどで到着しました
庄川峡遊覧船
遂に来たって感じの庄川峡遊覧船乗場、予想外なことに観光バスが何台も停まっています 最近は外国人観光客に大人気なのだとか 白川郷・五箇山に行くルート上にあるので遊覧船観光をツアー途中で入れやすいのかも 私たちの乗船した日は遊覧船開業以来最も多い乗船者だったそうです
![]() |
| 庄川峡遊覧船コース |
遊覧船は2コースありますが大牧温泉宿泊者は大牧温泉コース、大牧温泉では日帰り予約者か宿泊予約者以外下船できないことになっています ちなみに乗船希望者が多くても大牧温泉予約者は優先されるそうなので乗れないことはないそうです 料金は往復3,400円、嬉しいことにクレジットカードで支払い可能でした
待合室は入りきれないくらいの人で溢れていましたが無事、乗船できました 乗船の際に階段を数段降りる必要があるのと船に乗るために揺れる桟橋を渡る必要があるので自力歩行ができる方でないと乗船できないと思われます スーツケースも抱えて渡る必要があるので巨大なスーツケースだとかなり厳しいかもしれません
乗船した日は見事な雪景色でしたが風もなく晴れていたので船のデッキに出ている方が多かったです 遥々来た甲斐がある見事な景色です
下船した方は全員宿泊客なのでチェックインは大混雑します 靴を脱いで番号札を受け取ると、スタッフさんに名前を告げて近いお部屋のグループごとに案内される仕組みのようでした 今回は夫のお誕生日のお祝いの旅行なので奮発して最上級特別室を予約していたのですぐに案内されました 最上級特別室は3階にあり、205㎡の九華というお部屋でした 3階には3室しかないので他の宿泊客の方と会うこともなく静かでゆっくりできました
なんといってもお部屋からの眺めが最高 リビングルームが圧巻の広さ、窓からの景色が素晴らしいことと言ったら! しかもこのお部屋だけ床暖完備で足元ほかほかでした リビング横にはミニキッチン付き、トイレは二つ
ベッドルームの奥にトイレ(3つめ)、洗面所、内風呂(温泉ではない)とその奥に半露天風呂
夫も息子もとても喜んでくれたのでこのお部屋にして大正解
天然温泉
元々の大牧温泉の源泉は河原にあったらしく、今はダムの底ですが源泉から温泉を引いて旅館の建物を移築して今に至ります 湯量は豊富で源泉掛け流しになっています
大浴場は岩風呂風で男女とも24時間利用可 男性用テラス風呂があり、小さめですが庄川峡ビューで風情があります テラス風呂の利用時間は9:00~21:00
![]() |
| 男性用 テラス風呂 |
女性には中浴場があり、建物の端っこにあるので利用者が少ない 24時間利用可能
すごいのは露天風呂、大浴場で体を洗っていったん浴衣を着てから外に出て、階段を50段ほど登ったところにあります(男性用) しっかり大浴場で体を温めてから夫と息子が行ってみたそうですが、私は寒くて怖いので行きませんでした だって熊が出るって注意書きを見ちゃったから 流石に冬眠しているとは思いますが怖いですよね
![]() |
| 男性用露天風呂 |
こちらの温泉は噂通りの秘境の温泉でした 露天風呂を楽しむならベストシーズンは冬です 激寒なのにもかかわらずでっかいカメムシがいまして、お部屋の露天風呂も利用しないときは照明を消さないとカメムシがいっぱい飛んでくるそうです おそらくですが、暖かいシーズンなら虫はわんさかいるのではないかと思われます 虫が苦手なら絶対に冬をお勧めします
お食事
ディナーは18時から1階のお食事どころで一斉に提供されます 特別会席コースにしました お肉、お魚、鍋、天ぷらと盛りだくさんでお腹いっぱい
チェックアウト
チェックアウトは10時までとなっていますが船の出発時刻で多少変わります 春ダイヤでは大牧港9時40分発なので9時30分から乗船開始、清算はその前に済ませておく必要があります 楽天トラベルで予約して事前決済していたのでお食事の際の飲み物代を現金で支払いました 現地では現金決済のみなので旅行サイトか大牧温泉サイトから事前払いで予約しておくのがお勧めです お土産も現金のみ
庄川峡遊覧船に乗って帰りもまた景色を楽しむことができました 二日目の方が雪がさらに積もっていたので白さが増している感じ 10時10分に小牧港に到着すると高岡行きの加越能バスが待ってました 帰りは加越能バスで新高岡まで1時間20分ほど乗車しました 加越能バスは現金のみ、運賃は1,200円なのでJR西日本のtabiwa アプリから加越能バス1日フリーきっぷを購入しておきました フリー切符は1人900円でクレジットカード決済ができます 3人分一緒に購入できて、降りる際にドライバーさんにアプリの画面を見せるだけ
新高岡で下車し、息子を東京行きの北陸新幹線に乗せたら夫と私はフリー切符を使って高岡までバスで移動、そこからあいの風とやま鉄道に乗って金沢まで帰りました
感想
冬の大牧温泉最高でした 思いがけなく城端線に乗ることになって夫の故郷の近くを通ることができたので夫のいい誕生祝いとなりました 車だと金沢から小牧港までは山を越えて割と近いのですが交通機関を利用して高岡経由だと実際の距離よりかなりの長旅になりました 数年ぶりの大雪の時でしたので庄川峡の素晴らしい雪景色を堪能できました 高齢になってくると行くのが難しい場所もたくさんあります 庄川峡遊覧船も大牧温泉も元気な時に行くことができてよかったと思います
大牧温泉は船でしか行くことができない秘境の宿なのでサスペンスドラマの舞台でも有名、ロケに訪れた出演者のサインがたくさん飾られていました 大牧温泉で事件が起きて、福井の東尋坊に犯人が追い詰められる…なんて昔の2時間ドラマの展開あるあるですね
ひとつ残念だったのは大牧温泉では有料で釣り道具を貸してくださるので息子は釣りをする気満々だったのですが、冬は頑張っても釣れないということで断念しました 冬以外のシーズンならお部屋から釣りができるそうですよ
今年も夫のお誕生祝いの旅行が終わりました ちなみに昨年は別府でした
乗り物を楽しむ博多&別府の旅乗り物を楽しむ博多&別府の旅/別府編
乗り物を楽しむ博多&別府の旅/さんふらわあ




コメント