日本の生活コスト 健康保険料

日本に帰国して3か月以上経ちました 少しずつ生活する上でかかるコストがわかってきました 日本の国民健康保険料はどのくらいだったでしょうか

国民健康保険料

国民健康保険料は年一回6月に計算され、請求書が届きます 中央区の場合の計算式は以下のとおり

中央区国民健康保険 算定方法

前年の所得を元に算定されるので、我家の場合は前年の所得がなしで計算されていると思われます つまり基本の保険料だけです 来年以降、世帯収入により保険料の加算がある可能性があります 夫はアメリカの年金収入があり、私には賃貸収入があるので間違いなく今年の保険料よりは高くなるはずです 今は、世帯主が息子で私たち夫婦は同一世帯になっていますが、今後は世帯を分けた方がいいのかもしれません

今年の保険料は夫婦合計で121,200円でした 

内訳(年額)

夫:基礎分 39,900円、支援金分 12,900円
私:基礎分 39,900円、支援金分 12,900円、介護分 15,600円

夫は65歳以上なので介護分保険料はなく、別途介護保険料を納めなくてはいけません 40~64歳までは介護分保険料を払います


介護保険料

65歳以上になると介護保険料を納めなくてはいけません 年金を受給されている方は、年金から徴収されるようですが、夫は日本の年金収入がないので請求書が来ると思います 現時点では届いていません 

介護保険料は中央区の場合、16段階に設定されており世帯収入により、年額17,760~262,800円までとかなり幅があります こちらも世帯収入を元に算出されるので、親子の世帯は分けた方がいいようです

医療費自己負担割合

メディケアでは、追加で健康保険に加入することにより医療費の自己負担はなくなります 夫も大きな手術をしましたが全額カバーされ、自己負担はありませんでした

日本では医療費の自己負担があり、高齢者でも免除されません 70歳未満は3割負担となっています 70歳以上では所得により、負担割合が軽減されますが、現役並所得者は3割負担のままです 高額療養費制度もあるので、手術などの高額の医療費の3割を払うというわけではありません そもそも日本の医療費はアメリカに比べるととても安く、人間ドックなどは全額自己負担ですが、アメリカで同じ検査をしたら凄い金額を請求されるだろうとはいつも思います

医療費の自己負担割合について詳しくは厚生労働省のページをご覧ください

アメリカよりかなり安い

健康保険料はアメリカに比べると劇的に安くなりました アメリカ時代は、夫はメディケアでしたが私の個人保険と合わせると二人で月額1,200ドル程かかっていました この度、中央区から届いた請求額は二人で年額12万円ちょっとです アメリカの1月分ですね 65歳以上の夫にはこのほかに介護保険料がかかってきますが、上限でも年額262,800円なのでアメリカの保険料に比べると安いのは間違いありません

来年以降の健康保険料はどうなるかまだ分かりませんが、それでもアメリカの保険料よりかなり安いはずです

コロナ禍の影響で日本の医療機関を利用する機会が今のところありません かかりつけ医もこれから探すことになりますが、日本人なので日本の医療機関の方が安心感があります 今後、医療機関を利用することがありましたらレポします アメリカのように新規の際に山のような書類を記入する必要はないと期待しています あれはほんとうに負担でした





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