日経新聞を無料で購読

新聞を購読する方がぐっと減っていると感じる昨今ですが、海外在住の方が日本の新聞を読みたくなるものではないでしょうか　

その昔、まだネットがこんなに普及していなかった頃はなんでもいいから日本の活字が読みたいと思ったものです　四半世紀前、LA生活を始めた時に羅府新報という日本語の新聞があることを知りました　あの頃は郵送で2~3日遅れで届く日本語の新聞でしたが、今ではオンラインで無料で読めるようになってしっかり生き残っていることが嬉しいです　今はネットでニュースを拾える世の中になりましたが、新聞の有料版にはネットでは読めない記事も満載なので、リタイアして毎日が日曜日、更にコロナ禍が追い打ちをかけて引きこもり生活が長期で続いている夫は相変わらず朝日新聞デジタルを毎日読んでいます　活字を読むというとは高齢者のボケ防止にも役立っているかもしれません　

最近なんですが、息子が日経を購読したいというので調べてみると結構お高いのです　でも、気が付いたのですよ　日経新聞が無料で読めるということに　もっと早くに知っていれば北米時代も無料で日経が読めたのに、朝日新聞デジタルは解約できたかもしれないのにと、何でも知らないと損をするってことですね　

ここからが本題です　日経新聞を無料で購読する方法は楽天証券の口座を持っていれば可能です　楽天証券の口座は長らく維持していたのに気が付かなかったので、知っている方は少ないのかもしれません

購読プランですが、月額4,277円します　

実は無料会員もあり、何が違うかというと無料記事が読めてちょっとだけ有料記事が読めるというものです　仕事上、日経を購読したい方には役に立ちません

そこで楽天証券です　楽天証券に口座開設すると、楽天証券版の日経テレコンが利用できるようになります　いきなり日経テレコンが出てきて、ナニそれ？と思われるかもしれませんが、日経テレコンとは日本最大級の会員制ビジネスデータベースサービスです　日経テレコンの利用料金は日経新聞購読料金より遥かに高いですが、楽天証券版の日経テレコンは無料なのです　完全版に比べると制限はあるものの、日経新聞を読むだけなら購読料なしで読めるようになります

楽天証券の日経テレコンで購読できるもの

読めるのは直近3日分の新聞という制限がありますが、無料なのでそこは仕方ないです　楽天証券口座開設は無料の上、維持するのも無料です　楽天経済圏で生きていくと決めたら楽天銀行に加えて楽天証券口座も開設していると、日経新聞まで無料で読めるので新聞購読をしている方には年間ではかなりの新聞購読料の節約になるという素敵な特典なんです　陸マイラー的引退生活を実践する私は当然、楽天経済圏で生きているので日本でもANAマイルがそこそこ貯められています　北米ではRakuten、日本では楽天経済圏、これさえ理解して使いこなせば、ANAマイルはざくざく貯められます

海外在住だと楽天証券口座開設がハードルが高いかもしれません　以前はマイナンバーカードがなくても日本の運転免許証があれば簡単に口座開設できていたのですが、今はマイナンバーの登録が必須となりました　マイナンバーカードの申請は住民登録が必要なので、海外在住では手に入れることができません　日本に帰国した際に、住民登録をしてマイナンバーカードを入手することはできますが、海外転出届を出す際にはマイナンバーカードを返納しなくてはいけません　自治体によっては返納の際に海外転出により返納（マイナンバーカードは失効状態）と記載してマイナンバーカードは返却してくれるところもあるとのことですが、楽天証券に限らずマイナンバーの登録はマイナンバーカードを撮影しなくてはいけないはずなので、返納する前に口座開設を完了しておく必要があると思います

楽天証券口座開設の手順はこちらをご覧下さい　

楽天証券口座開設ができたら、日経新聞を読む方法はPC版かスマホ版の二通りあります　おすすめはスマホ版です

まずはアプリの iSPEED をインストールして下さい　iSPEEDに楽天証券のIDとパスワードでログインします　トップページ右下のメニューをタップすると日経テレコンのボタンが表示されます　日経テレコンのボタンを押します

ご利用許諾条項を読んで同意するを押します　日経テレコンの画面になるので、右上のメニューの中からきょうの新聞を押します　これで日経新聞が読めるようになります　新聞の媒体を切り替えたい時は下の画像の赤い矢印の変更ボタンを押してください

これだけで4,277円の月額料金を払うことなく日経新聞電子版が読めるようになりました　

PC版は既に株取引をしている方はご存知だと思いますが、口座開設して何も設定していない場合は、

これでスマホ版と同じように日経新聞が読めるようになります

楽天証券口座は長らく維持していたのに、こんな裏技があるって全くしりませんでした　無料で読めるなら、活用したいですね　息子と私だけなら日経新聞だけで十分なのですが、夫は読み慣れている朝日新聞がいいそうなので、朝日新聞デジタルの購読をキャンセルできず…　せめて購読見直しします　朝日新聞デジタルもお安くなります　そのお話はまた次回