日本で稼ぐ

四半世紀ぶりに日本に帰国して、何の取り柄もないですがなんとか稼がなくちゃと奮闘中

日本で稼ぐということ



お金を稼ぐって思った以上に大変です 四半世紀ぶりに日本に帰国したばかり、なんの取り柄もない身の上では仕事を得ることは至難の業です 夫はアメリカの年金をもらっていますが、ドルのレートもじりじりと下がりつつあるので、円収入を確保したいところです

あれ? 家賃収入はどうなったの?と思われた方がいるかもしれませんね 今年の家賃収入は経費を差し引くと利益はゼロと相成りました 帰国後に賃貸中の中古マンションを購入したので家賃収入が見込めていたのですが、日本の賃貸契約って借りる人が圧倒的に優遇されているということを忘れていました

2年の賃貸契約でしたが、年末までの契約満了を待たずに賃借人の方から契約解除となりました 再契約はないと予想はしていましたが、まさか数カ月も早く出るというのは予想していませんでした アメリカではリース契約満了前に退去する場合は違約金か、次のテナントを見つけるかしなければならないはずなので、これには焦りました 日本は1カ月前に契約解除の旨を伝えれば、何の問題もなく賃貸契約は解除できます どこまでも借りている人が強い日本なんです

頂いた家賃と経費を計算すると利益は全く出ないことが判明したのが一か月ほど前でした さて、次なる収入の道を探さなくてはなりません

不動産賃貸業も簡単ではない

急に退去されることになった中古マンションは私たち家族の東京の住まいにすることにしたので、またしても内装工事の手配やらで大忙しになりました 息子が住んでいる単身用のマンションの方を新しく賃貸に出して収入を確保することに決めましたが、賃借人の方を見つけるのも簡単ではないです 特にコロナ禍にあってはなおのこと

内装を凝っているので相場よりだいぶ高めを設定したのですが、不動産仲介会社の方との意見の相違があり、なかなか理解していただけませんでした 日本ではほとんどの賃貸物件がなにひとつアップグレードされていない空っぽの部屋なんです アメリカの不動産を学んだ私からすると、家具付き家電付きの需要は必ずあると思えますが、プロの方々はまず無理でしょうとみなさん言うわけです

東京なので外国人の方の需要もあると見込んではいたものの、コロナ禍では外国人がそもそも入国できませんし、お部屋探しをする外国人はほぼいないのだと思われます かなりの苦戦を強いられて、弱気になりかけた時にうちの物件をとても気に入ってくださった方がみつかりました 無事ご成約になることを祈るばかりです 日本でもインテリア好きの方はたくさんいるのに味気ない賃貸の部屋ばかりというのは納得いきません 立地が悪い場所で内装を工夫すると入居者が見つかるというのも最近はよく聞きますが、そこそこの物件では相場で貸せるので内装には意地でもお金をかけないのが主流なんです

私的には内装に多少お金をかけても、家具や家電を付けてもそれは経費にできますし、その分高く貸すことが出来たら十分利益は出せると思えるのですが、日本では通用しないのでしょうか 私は私のやり方でお金を稼ぐべく奮闘中です

隠居暮らしに必要なお金

本業を引退して夫は完全引退をしたので、隠居暮らしを楽しんでいます アメリカの年金もそこそこあるので為替相場が大きくドル安にならず、贅沢しなければなんとか生活できそうですが、為替の変動は怖いので円収入があると心強いと思えました

日本の田舎で持家があり、車もなければ生活のコストはそうかかりません ただ、余裕がある暮らしができるかどうかは年金に+αの収入があるかにかかっていると思います なにか特技があってお小遣い程度でも稼げれば心にも生活にも余裕が生まれるのではないでしょうか でも、ある程度の年齢以上になるとお金を稼ぐというのはとても難しいものです 

お金を稼ぐのが難しくてもマイルやポイントはちょっとしたことをを知っているだけで、結構稼げるものです 私も未だ日本で納税できるほどの収入は得ていませんが、ポイ活に精を出して非課税の利益は得ています 例えば、日本の楽天ポイントは買い物などをしたことにより得られるポイントバックなのでリベート扱いとなり非課税です 帰国後すぐは新生活を整えるのにかなりの買い物をしますので、思った以上にポイントが貯まりました 楽天ポイントはANAマイルに出来るので日本の国内線特典航空券に利用しています 

夫の年金は米ドルなのでそのまま北米発行のクレカの支払いに充てています こちらもモバイルSuica チャージでかなりのAmexポイントが貯めています 私が帰国後、頻繁に高級ホテルステイができるのもクレカによるポイ活のお蔭なんです お金が稼げなくても、ポイントを稼ぐと生活に潤いがでるのは間違いありません


港区の夜景



この週末は虎の門のAndaz東京にステイしています 先日利用した、東京エディション虎の門の入っている東京ワールドゲートは目の前です 私が実践している陸マイラー的引退生活はポイント活動で生活に潤いを得るというものです 北米在住時にこの仕組みを理解して準備して帰国すれば、ゆとりある引退生活も夢ではないです 

私の今年の収入はゼロ確定ですが、今はじっくり戦略を考えて来年こそは巻き返していかなくてはと、港区の夜景を見ながら考えています 





コメント

  1. 家具家電つき賃貸いいですよね。特に冷蔵庫や洗濯機。また引っ越そうとするときに処分するのか持っていくのか悩みどころになりますよね。身一つで?引越ししたいという人もいると思いますし。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さん:

      家具付き、家電付きの賃貸物件の需要は絶対にあると確信しています ただ、日本の仲介業者はトラブルの元になると言ってすすめません 賃貸の保険がアメリカのように充実していないことも原因と思われます 外国人の駐在の方や日本人であっても仕事のためのセカンドハウスなどでは家具付き、家電付きをお探しの方がいるはずです 

      削除
    2. 大きめの日本製冷蔵庫、乾燥つき洗濯機、食器洗浄機、大き目のダイニングテーブルをつけてください。私が借ります。

      削除
    3. 匿名さん:

      大きめの日本製冷蔵庫、ドラム式洗濯乾燥機は設備していますが、1LDK なのでダイニングテーブルではなく、素敵なバーカウンターを増設しているのですけどね 

      削除
  2. 私はアメリカで賃貸のお家を持っていますが、付いている家具でテナントが怪我をした場合、オーナーの責任になってしまいますので、家具は付けていません。そして、日本人はアメリカ人と違って衛生観念が非常に高いように思います。ですから、他の方が使ったソファーなり直接口に入る食物を納める冷蔵庫なりを使うのを嫌がる傾向にあるように思います。短期の賃貸でしたら、六か月以内とか、家具付き家電付きの需要は必ずあると思います。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さん:

      おっしゃるとおり、家具付き、家電付きのリスクはあります 短期は日本でもマンスリーマンションなどで家具付きがあるのですが、そこまでグレードが高くなく私が目指しているのとちょっと違うのです 需要はあるとわかったものの、探している方に見つけてもらうのが日本では難しいと感じています

      削除

コメントを投稿