日本で家を買う 出会いは縁

私が4半世紀住んだサンタモニカは大変なことになっています 16年住んだ家を売却したのは昨年の夏の終わり、不動産売買は夏がシーズンなので最後の最後に滑り込みセーフで売却しました おそらく、価格的にはもっともピークであったと思われます これまで不動産売買では見えない縁と幸運に助けられてきました

この記事は日本で中古マンションを買うシリーズです
日本で家を買う 中古マンション編
日本で家を買う 不動産仲介手数料を安くする
日本で家を買う 不動産業界の裏側
日本で家を買う 迷走編

場所にこだわる


一時、迷走していた物件探しですが、予算や諸々の事情を再検討すると中央区が私にとってはベストと判断しました 中央区と言っても色々ですが、どうも私は水の近くに住みたい傾向にあります サンタモニカに住んでいるときは一歩一歩海に向かって引越しを重ね、最後は海まで歩いて行けるほどのところになりました 山よりは水に心惹かれる傾向にあります

自分の勝利の法則があるなら、信じてみましょう イワシの頭もなんとかで、心に何か信じるものがあるのは悪いことではありません 占い師というのはダメですけど、最後は自分を信じて行動しましょう 私はいつも自分を信じています

中央区では海も川もありますが、息子用に買った物件が隅田川沿いにあり、とても気に入りました 川から海に続いている風景を見るのも心が落ち着きます 隅田川テラスという散歩コースもお気に入りです 引退後は家にいる時間が長いので、周りの風景、風情にはこだわりたいですし、便利もよくなければ資産価値がありません 駅から近いのは絶対に外せません

中央区では川を越えて遠くに行くほど価格が下がる傾向にあります 当たり前ですが、内陸部は高額で、一つ橋を渡り月島や勝どきあたりに行くとファミリー用の物件が増えてきます 私はどうしても内陸にこだわりました 息子の職場から近いというのは外せないからです 高いですが、それだけの価値はあると判断しました

これはアメリカの不動産購入での経験から学んだことです 道一本隔てるだけで、条件が大きく変わります 川は、越えないことにしました 場所は決定、ついでに欲しい物件も決定 N社の意地悪で買えなかった物件に絞ってリベンジします


見つけた

2020年の年明け早々に不動産購入計画は玉砕してしまったのですが、その後、新型コロナウィルスの流行が始まり、私の人生最大の危機ともいえる事態に突入してしまいました 既に本業は引退しており、ビジネスからの収入はありません あるのは夫の年金のみ サンタモニカの自宅の売却益をどうするか、すべて私の肩にかかっていました

息子用に投資物件、北陸金沢に私たちの住まいを購入していましたが、3つ目の物件をどうするか非常に大事な岐路に立っていました 本来なら投資物件を購入すべきでしたが、将来息子が結婚した時用の大き目のマンションでもいいかもと思い始めていたのです なので、隣り合った物件ならベストなのではないかと閃きました

将来、息子夫婦の住まいの隣のマンションに住むのも悪くないかも、同居よりは遥かにいいです どっちか貸すことになっても隣なら管理もしやすい気がしました なにより、お隣の物件はとても気に入っていたからです 共有スペースがとても豪華に作ってあり、先に購入した息子用の物件とは全然違いました 息子も初めて現地を見に行った際に、隣じゃないの? と、がっかりしたくらいです 二つの物件はそれぞれ大手デベロッパーの開発なので特にこちらがグレードが落ちるということはないのですが、隅田川です 隅田川の眺めをお隣のマンションがふさいでいるので、どうもそれがひっかかりました どこまでも水を追い求めたい私のこだわりでした

予定を早めて日本に帰国した後も、金沢に行ったり、東京に戻ったりとで落ち着く暇もなかったのですが、ようやくちょっとした時間ができた時にネットで検索してみると、あったのです 希望の物件が! しかも、これならイケると確信しました


買えると確信した訳

N社の意地悪で買えなかった時から、私なりにに勉強はしていました 賃貸物件はなかなか売れないことに気が付いていたのです そうです、見つけたのは賃貸契約付き物件だったのでした むしろ、私たちには好都合 3つ目の物件なので賃貸に出すのを前提に購入する気だったので、賃借人を新たに探す手間が省けます 

すぐに、REDS 不動産流通システムのエージェントさんに連絡をして、物件の調査を始めてもらいました いついかなる時でも、素早い対応をしてくださるのが素晴らしいです マーケットに出してから数カ月経っており、価格も多少値引きされて再掲載されていることもわかりました 気に入ったのはオーナーの情報です 私はアゲアゲ調子のオーナーから買いたい 資金繰りに困って売り急いでいたり、ローンが払えなくなって銀行差押えなんてもってのほかです 前オーナーの悪い運まで買うのは御免なんです

オーナーさんはまだお若いご夫婦で非常にやり手の方でした 新築で購入されたときより、間違いなく高く売り抜けられることになりますが、購入後の設備や修繕積立金なども考慮すると私も納得できる金額です オーナーさんご夫婦は一度もお住まいになっていません 別に売り急いでいるようにはお見受けしませんでしたが、他にも物件を複数所有していることから考えてもコロナの影響で大きく価格が下がる前に売りたいのはわかりました きっとこれなら買えるはずです 


まさかの内覧なし


どうしてそこまで買えると確信したかといいますと、そこそこのお値段の物件なのですが賃貸契約中の物件は内覧ができないのです 日本の常識らしいです これをREDSのエージェントさんから聞いた時にはのけぞるほど驚きましたが、それなら反対に競争する人はまず出てこないと判断したのです 世間ではコロナ禍真っ最中でとても今この時期に住まいを探す人はいませんし、いたとしても競合して値段を釣り上げてまで買いたい人なんていないはず ここは様子を見る人の方が多いはず

内覧を一度もしないのに買うことをきめました N社の仲介物件を内覧した時に、マンションの部屋の中の仕様は確認していましたし、いちばん気になっていた共有部分もN社の営業マンに置き去りにされた後も、REDSのエージェントさんとしっかり確認していましたから 間取り図で部屋の配置はわかりますし、築浅なので新築とほぼ同じ状態と思われます 賃貸による劣化は多少見込まれますが、賃料が入りますし退去の際にはある程度直してもらえるはずです

たぶん、オーナーご夫婦もコロナ禍でかなりこの物件の売却は心配されていたと思います 賃貸契約があり、内覧を一度も出来ない物件をこのコロナ禍の中で買う人が現れるのか、そう思っていたのは間違いありません だから私には好条件で売ってくださいました こちらは即金、内覧なしも承諾済、渡りに船の買手だったと思います

ここでREDSのエージェントさんが上手く交渉してくださったお蔭で、私にとっては願ってもない好条件で購入できることになりました

家賃収入確保

思いがけず、賃貸契約中の物件を購入することになりあっさり家賃収入を得ることになりました 年金暮らしの身では有難い副収入です この賃貸契約なんですが、残り期間があまりなく契約解除になれば私たち家族で住む予定にしています ほんとはそれを狙って購入しました

親子3人で息子用の狭いマンションで合宿生活をするうちに、夫も私も東京のこの辺りがとても気に入ってしまいました 息子の通勤にも便利です 新しく購入した物件なら親子3人で住める広さがあり、しかも角部屋なので見晴らしは最高なんです N社仲介物件はもっと狭かった上、角部屋ではなく間取り的にはもうひとつでした 金沢も角部屋を購入していますが、できることならマンションは角がいいです 全部屋に窓が付くのはいいです

最初に見つけた物件は買えませんでしたが、ご縁があってもっと条件のいい物件に巡り合い購入することができました 東京に家族で住むという選択も広がり、私たちにとってはいい展開になっています 賃貸契約が継続されれば、北陸金沢に住みます その代わり家賃収入は約束されます 賃貸契約解除になれば親子で東京に住むことになり、息子用の物件を賃貸に出します どちらにしても家賃収入は確保できることになりました


REDS 不動産流通システムのエージェントさん

今回お世話になったREDS不動産流通システムのエージェントさんとの出会いがなければここまでスムーズに物件購入に至らなかったと思っています 特に仲介手数料半額は非常に有難かったですね どうせ払うなら納得できる仕事をしてくださるエージェントさんに払いたいものです しかも半額なんですから

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