日本の生活費

引退後にアメリカで生活することは絶対に無理だと悟り、日本に帰国することを選びました 日本で生活していくのにどのくらいの費用がかかるのか、気になるところです これから地方と東京で生活費に違いがあるのかどうか、調べていく予定です

アメリカの生活費




私が引退後にアメリカで生活するのが無理だと悟った理由をあげます

  1. 莫大な健康保険料
  2. 固定資産税の負担
  3. 家の維持費
  4. 車の維持費
  5. 日本への帰省費用
他にもありますが、負担の大きいものでは以上の5つになります 

1.の健康保険料は前にも述べましたが、メディケアの負担は日本の国民健康保険料+介護保険料の料金よりかなり高いのです 65歳になるまでメディケアには加入できず、それまでの保険が会社などでカバーされる方はいいですが、個人で保険に加入するとなると保険料は莫大です 

夫のメディケア費と私の個人加入の健康保険料の合計は月額1,200ドル程で、しかも毎年確実に値上がりするわけです 私がメディケアに加入できる年齢になるまで夫の年金収入だけでアメリカに住み続けることは絶対に不可能でした

2.持ち家がある場合、固定資産税の負担があります 日本に比べると非常に高いです しかも、1万ドルまでしか所得税控除できなくなりました 以前は全額控除できていたので、この違いはあまりにも大きいです

うちは固定資産税と健康保険料で夫の年金はすべて吹っ飛ぶ計算でした 

3.持ち家の場合、維持費が大きいです 特に戸建ては大変な維持費がかかります 仮にレントに出して、家賃収入を期待したとしても家屋の保険料、固定資産税、修理費などがかさみます 日本の固定資産税の低さにも驚きましたが、家屋の保険料の安さにも驚きました マンションの火災&地震保険は10年分を一括払いしたのですが、アメリカで払っていた火災&地震保険料の10分の1にもとどかない金額でした 物件が安いという理由もありますが、それにしても保険料は安い日本です

年金生活になって、家の火災&地震保険を払っていくのは高すぎで無理でした

4.車の維持費もリース代、保険料、ガソリン代と年間にするとかなりの費用がかかります 私たちの住んでいたLAでは車社会で車がなければ生活が成り立たないと言っても過言ではない地域です 高齢になると事故も怖いですし、車を運転しないでいい生活にあこがれました 

5、アメリカに住んでいれば、日本への帰省費用は必ずかかってきます 全く帰国されない方はいいですが、年に1度の帰国を楽しみにされている方も多いはずです 私もその一人です 年に1度帰国するのが何よりの楽しみで、日本の美味しいものを食べ、懐かしい人たちに会って、また1年頑張ろうと思ったものでした

年金暮らしになって、帰省費用を捻出するのは大変です アメリカに残れば、きっとあれもこれも我慢しなくてはいけない暮らしになるのが目に見えていました



日本の生活費

日本に帰国して、まだ仮住まい中なので実際、生活費がどのくらいかかるのかはっきりわかりません これから地方と東京の生活費の違いなど比べながら、どこに住むのがいいのか考えていくつもりです

コロナ禍による、非常事態宣言が出たことにより、引きこもり生活が長引いています この影響で生活費は非常に低く抑えられています 家族3人で生活することになり、バラバラに生活していた頃より、生活費はかかっていません

光熱費はまだ請求されていないので、よくわからないですが、アメリカと比べてどちらが高いのか気になるところです 単価は日本が高かったとしても家が圧倒的に狭いので、結局光熱費の負担は日本の方が安いと思われます 電気代はこれから夏にかけてエアコンがフル稼働になるとどのくらいかかるのか想像がつきません 在宅勤務で1日中エアコンをつけると電気代ってどのくらいになるのでしょうか?

アメリカで戸建ての場合、ゴミの収取の費用(市に払っていました)がかなり大きかったのです 日本は地域によりゴミ袋が指定の有料のものだったりしますが、大した費用ではありません ちなみに東京都中央区はゴミ袋は有料ではありません 

健康保険料と介護保険料を併せても二人分でひと月1万円ほどになる予想ですが、アメリカからすると信じられないくらいお安いです

アメリカに比べると食料品が若干高い気がしますが、外食費は格段にお安いです 今は、レストランで食事をすることはありませんが、Tip が要らない分、Uber Eats などのデリバリーサービスを利用したとしてもアメリカほど高くありません


東京の方が安いような気がする

しばらく東京と北陸金沢で暮らしてみて感じたのは、生活費は東京の方が安いのではないかということです ただし、住宅費は含まれないので持ち家があればとなるわけですが、家の取得費用は圧倒的に地方が安くなります

東京に既に住まいがあれば、日常の生活費は思っていたより安く、地方は想像していたよりは物価が安くないと感じました 地方でも車があり、郊外の大型店などを利用できるのであれば駅近のお店よりはリーズナブルなプライスになっていると思います

となると、東京で車なしで生活するか、地方で車を所持して生活するかでどちらも同じくらいの生活費になりそうですね


帰省費用を旅行費用に

日本に帰国したので帰省費用はかからなくなりました その費用は旅行に使うことができます これがなにより嬉しいですね 引退後に必要なのは、ちょっとしたゆとりです いつ旅行できるようになるかわかりませんが、今は必ずコロナウィルスを乗り越えられると信じて、希望を失わないでいようと思います 


まとめ

コロナ禍の影響で予想以上に日々の生活費を抑えることができました お洒落もしないので美容代もかかりませんし、病気になれないので健康に気を使い、医療費も全くかかっていません これから少しづつ元の生活に戻りながら、日本の生活費について調べてみます 


コメント

  1. いずれ日本に帰国しようと思っているので役に立つ情報でした☺

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    1. kurashiyoriyoku さん:

      お役に立ててなによりです これからもよろしくお願いします

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