サ高住の暮らし/災害時

元旦の地震の時は夫はサ高住にいましたが、ひとりでなくてほんとによかったです

災害時

元旦の地震以来、余震が続いています 

ある日の夕食/筑前煮


1月2日の夜には日光からなんとか金沢まで辿り着き、3日には息子と一緒に夫の様子を見に行くことができました 石川県は細長く、能登や輪島とはかなり距離があります ニュースを見て石川県全体が被害にあっていると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、地震の被害が大きいのは能登半島方面です 金沢市は揺れましたが甚大な被害は出ていません 金沢の自宅マンションもお皿1枚割れなったくらいです 夫のサ高住はコテージのような作りなので2階建ての棟に比べると揺れは酷くはなかったようなのですが、外にいた方のお話では地面が波打つ揺れを感じたそうです 夫は1994年のノースリッジ地震も体験しているのですが、ノースリッジの時より揺れたそうです

夫のサ高住のお部屋もお皿1枚割れなかったのですが揺れは相当感じたそうです これがもし一人だったらと思うと怖いです 一人で避難しなくてはいけなくなった時に大丈夫なのかどうか、ちゃんと情報を得られるのだろうかと心配します うちは息子も私も出張が多め、私は金沢と東京を行ったり来たりの生活なので、どこで被災するかはわかりません いちばん心配なのは日本の事情に疎い夫なのでサ高住で生活していてほんとうによかったと思いました 地震の後すぐに近くにお住いの職員さんたちが駆けつけてきてくれたそうです すぐに皆さんの安否確認やいざという時は一緒に避難することなど連絡がきたそうです

夫も息子や私と一緒でなくとも非常に心強かったようです こちらの方がよっぽど心配していました TVキャビネットに乗せているTVも倒れなかったのはよかったです ちゃんと安全ストラップを取り付けていたのがよかったのかもしれません 夫のサ高住には災害時の避難所に指定されているようで、津波警報で逃げてこられたご家族が一時滞在していたとのことです 高台にありますので津波の心配は全くありませんが、地滑りなどは一部心配な箇所もあるとのことです 夫の住居は位置的に地滑りも全く心配ないところですし、他の建物が倒壊したとしても影響がない場所にあります 平屋なので倒壊したとしても重い瓦屋根は乗っていませんし、いざとなったらキッチンアイランドの下にもぐってくださいと伝えました

被災された方の入居

地震の後に早速、被災されたご家族がサ高住に入居されたそうです お母さんと娘さんのお二人暮らしとのことですが、よくぞ見つけてくださったと思います ここに居れば不自由な避難所生活よりずっと安心でしょう たまたま空室があったようなのですが、被災された方には優先的に入居できるように施設の方でも配慮されたのかもしれません 北陸の冬は寒いので高齢者には避難所暮らしは辛いと思われます 夫のサ高住は天然温泉完備なので温泉で温まって欲しいと思います

日本中どこでもいつ地震がくるかはわからないようになりました ○○だから安全という場所はないように思えます いざというとき家族が離れているのは心配ですが、夫のところは何かあっても大丈夫と今回の地震で感じました 一人でいるより安心です 施設は断固反対という高齢者の方も多いのですが、施設と言っても多種多様、自分に合った施設であれば自宅より快適に暮らせるものです 今回の地震では施設にいる心強さを感じました

コメント