白内障手術 その後

夫が3月に白内障の手術をしました 術後は驚くほどの視界の良さに本人は大感激しています

白内障の手術 その後


夫が3月に片目ずつ白内障の手術をしました 

白内障の手術

上記の記事中にもありますが、単焦点レンズを選択しました 事前の先生の説明で、単焦点レンズの方が満足度が高いと聞いていましたが術後の視力の回復は想像以上で本人曰く、世界が違って見えるのだそうです 手術前は遠近両用メガネを使用しておりましたが、術後は普段の生活では裸眼で全く問題ありません TV画面ですら、全く見え方が違うといいます くっきりはっきり鮮明に見えるらしく、手術前は4K TVでも全然意味がなかった模様です  

手元を見るにはリーディンググラスが必要ですが、視力が安定するまで時間がかかるのでまだ新しい眼鏡を作っていません 次回のチェックアップの際に眼鏡処方を出してくださることになっています 日本では眼鏡処方は必ずしも必要でないので、眼鏡屋さんで検眼ができますが、眼科で眼鏡処方をもらって眼鏡屋さんに持参することもできます

費用

夫は国民健康保険の20%負担です 日帰り手術ですが、聖路加国際病院では病室料として1日33,000円(税込)が必要と説明を受けていました 片目づつ2回に分けて手術をするので 66,000円(税込)の病室料がかかるはずだったのですが、この費用は請求されませんでしたので凄く嬉しかったです 

病室料は基本的にかかるとなっていますが、当日の病室の利用状況により、病室料がかからない部屋が空いていれば請求されないとのことでした 夫の場合はラッキーにも2回の手術のどちらとも無料のお部屋を利用できましたので、66,000円の病室料が免除になったということです これはその時の病室の利用状況によりますので、当日まで病室料が免除になるかどうかわかりませんでした チェックインの際に5万円のデポジットをしますが、クレジットカードで支払い可能です これ実は美味しいです

1回目の手術の際に支払った費用は国保20%負担で36,700円でした 5万円のデポジットより少ない額なので、差額はチェックアウト時に現金で払い戻しされました この仕組みは陸マイラーさんにはあまりにも嬉しいですね 特に私たちのように日本に帰国して北米発行のクレカを使っている者としては、思いがけず日本円を入手できるばかりか5万円はクレカ決済なのでクレカポイントをゲットできるという有難さです 北米発行のクレカを新規で作ることができる方は手術のタイミングに合わせて発行すると、サインナップボーナスの条件達成に利用できます 両目手術で5万×2で10万円分は確実に払います

2回目の手術の際は何故か安くなり、21,820円だったので払い戻しが更に多くて嬉しかったです  陸マイラーじゃない方には何言っているか意味不明かもしれませんが、陸マイラーという生き物はマイル脳で考えるので嬉しいことなんですよ ファーストクラスにもこうやって乗ります

白内障の手術の費用に話を戻しましょう

1回目の手術が 36,700円、2回目が21,820円 で違いの理由はよくわかりませんが、予定していた病室料66,000円が浮いたので、最終的に6万円ほどで手術ができたということになります 術後の通院でも費用がかかりますが、1回あたり1,500円以下でした 他に目薬が処方され、薬局で2,000円ほど支払いました

手術日

手術当日は着替え安い服を着て聖路加国際病院に向かいました チェックインを済ませ、病室に向かいますが、1回目の手術の時はちょうど皇族の方(百合子さまと思われます)が入院されており、EVを降りると目つきの鋭いSPと思しき方2名にジロリと睨まれてしまいました 2回目の手術の際にはいらっしゃいませんでした

病室料がかからないお部屋でしたが、普通に入院できる病室のようでした ベッド脇の窓から隅田川が見えるお部屋でした スタッフの方もどなたも優しくて日本の病院はいいなと思います 私は病室まで一緒に行った後、帰宅しました 術後に帰宅できるようになると電話がありましたので迎えに行きました 夫の話では手術はあっという間に終了して、お昼ごはんを頂いて後は特になにもすることがなかったそうです 帰宅の際は眼帯をしているので、見た目は痛々しいですが車椅子を使うことなく、歩いて退院しました 帰宅は独りではできないことになっていますので、必ず迎えが必要ですがゆっくり歩いて徒歩で帰宅しました できれば自宅までタクシーや自家用車で帰宅できると安心かと思います ご自宅が遠い方は入院を選ばれるようです 


術後の経過

術後、眼帯をしている間は入浴はできませんでしたが、翌日と3日後のチェックアップで問題がなかったので、3日後からは目を保護して(水がかからないように)入浴できるようになりました 洗顔は1週間くらい我慢して、蒸しタオルで拭く程度にしておきました 傷口から細菌が入らないように顔は濡らさない注意が必要でした

1週間後のチェックアップで何も問題なかったので、その後は普通に生活できました 視力が安定しないので散歩は控えめに、階段なども気を付けてゆっくり上り降りするようにしていました 視力は劇的に回復しているようでしたが、視力が安定するのは時間がかかるということなので、とにかく転ばないように気を付けていました 手術自体はあっという間に終わるのですが、術後は目の保護に気を付ける必要があり、2週間の間をおいて2回目の手術をするので3月いっぱいは自宅療養となりました 

目にいいサプリメント

北米時代はブルーベリーのサプリメントを飲んでいましたが、聖路加国際病院の眼科でルティン(Lutein)を飲むように勧められたので、半年ほど飲んでいます 1日2粒、1か月1,848円(税込)なのでアメリカのサプリの値段と比べてもそんなに高くありません 夫は目が疲れにくくなったそうなのですが、白内障の手術とサプリの効果とどちらもあるかもですね



術後の結果に大満足

夫は白内障の手術の結果に大満足しています こんなことならもっと早くすればよかったと言っています アメリカ在住の際の眼科の先生は今すぐしなくてもいいという見立てでしたが、その後急に視力の衰えを感じたらしく年齢的に一気に見え方が悪くなることもあるとわかりました 帰国後、車の運転をしなくなっていてほんとうによかったです 術後の視力回復のお蔭で生活の質もアップしています なにもかもがよく見えるようになって本人も喜んでいます 私は自分のことでないのでイマイチよくわかりませんが、眼科の検診は定期的にしておくべきと思いました 

東京の自宅は聖路加国際病院に近く、通院がとても楽です シニアになってからの家選びは毎日の買い物のしやすさと、通院のしやすさを優先して考えるべきだと実感しています 金沢のマンションも人間ドックが受けられるような総合病院に近いのですが、はやり大病院の安心感には敵うものはなく、聖路加フレンズに入会したおかげで気軽に聖路加国際病院を受診できるのはよかったと思っています 今のところ、夫だけ聖路加フレンズの会員なのですが、私も会員になることを検討しています



コメント

  1. いつも、いろいろな生活場面での痒い所に手が届くご報告、ありがとうございます。いまだ陸マイラー予備軍ではありますが、あまり満足はしていないクレカ(そろそろ変えたい)のポイントは活用していますので、店頭で現金の返金のありがたみはわかります。でも、ご存じの通り、アメリカでは現場の従業員のレベルの低さのため(?)、経験的に、たぶん3ドル以上は、クレカ上への返金しか認められない感じで、今日の記事の日本での現金返金額には驚きました。

    返信削除
    返信
    1. シゲコさん:

      そうなんです アメリカでは百ドル以上返金なんて考えられないので、驚きましたが、予想外に現金もらえて嬉しかったです 

      削除

コメントを投稿