着るクーラーREON POCKET3 使ってみた

操作はスマホのアプリでしますが、AUTO START/STOP機能でスマホ操作をすることなく、首元に装着するだけでCOOL/WARMを自動で開始し、本体を取り外し机などの上に置くと自動で停止します　

気になる持続時間ですが、ワイヤレスでは以下のとおりCOOLモードMaxで約2時間です　モバイルバッテリーやPCなどからUSB給電しながら利用することも可能　USB給電時、COOLレベル４はさらに高い冷却レベルの4+で動作します　充電時間は100分（満充電）、60分（90%まで充電）　充電端子はUSB Type-C 

思ったよりは冷たいというのが装着した感想です　冷温部表面素材がシリコンからステンレスに変更されたのでより冷たさを感じやすくなったのではないでしょうか　旧モデルは使っていないので想像ですが、直接肌に触れる部分がステンレスなので冷えていく感じがよりわかるといいますか、首元で血液が冷やされる気がします　冷温部表面積は小さくても酷暑の時はこの冷たさが有難く感じます

ターゲットはスーツを着るビジネスマンのようなのですが、息子が会社で使えないと言っているのはファンの音が気になるのと、シャツの下に装着するとファンから排熱されるので暑くなりそうという理由です　多分、もっとも大きな理由は面倒くさいのでしょう　持続時間2時間とすればそれも仕方ないかなと思いました　劇的に涼しくなるのであれば少々面倒でも装着するはずですが、着るクーラーと言ってもそこまで冷やせるものではないからです　ということで私専用で使っているのですが、私的にはこの商品はアリです

大変な暑さなので外に出るのも決死の覚悟と言ってもいいくらいです　日が暮れても余裕で30℃くらいある中、REON POCKET3 を装着して散歩に出てみました　そしたら、背中が冷たくていい感じなんです　カジュアルシャツならシャツの中にファンからの熱が籠らないですし、なにより外ならファンの音が気になりません　劇的に涼しいわけではないけど、付けてないより確かに背中に冷たさを感じられます　Maxで動作させても2時間以上外を歩き回ることはないので問題ないです　意外にいいなと思ったのは自宅で使うことです　節電に協力したくてもこの暑さではエアコンの設定温度を1度下げることもなかなかできませんが、REON POCKET3 を装着して、PCの前での仕事なら充電しながら動作できるのでバッテリー切れも気にしなくてよく、エアコン温度をいつもより下げることが可能になりました　急激なドル高でドル換算では税込110ドル程なのでこのお値段なら買って正解でした　しかも、この殺人的ともいえる暑さ続きで、品切れの前に買えたのはよかったです　

REON POCKET3 では全然冷えない、もっと本気の着るクーラーはないのかとお嘆きの方には最近日本では空調服というものがあります　もともと外で作業される方用に開発されたのですが、近頃では一般の人用も売っているのを見かけるようになりました　

空調服の仕組みは服の中にファンで外気を取り込み、汗を気化させて涼しく感じるというもので、着ると空気で膨らんでマシュマロマンみたいになっちゃうのですがほんとに涼しいそうですよ　REON POCKET3よりもっとガチの着るクーラーをお探しなら空調服ですね