帰国後3回目の桜の季節

あっという間に帰国してから2年が過ぎ去り、3年目に入りました 

桜の季節

我家が帰国したのは2020年の3月始めです 日本で3回目の桜の季節となりました


東京の桜は八分咲きといったところです 帰国後すぐの桜の季節は仮住まい中で落ち着かなくゆっくり桜を見ることはありませんでした 昨年の桜のシーズンも東京の住まいの内装工事がやっと終わって、最後の引越しをした頃で桜を楽しむ余裕はなかったですね 帰国してからこの2年コロナ禍の中でずっと生活してきて、家族全員無事でここまで生き延びてこれただけも有難いことなのかもしれません 帰国後、3回目の桜の季節はちょっとだけ心に余裕が生まれました コロナの感染者数も減少傾向が続いていて、明るい兆しが感じられつつあるというのもあります

なによりこの春は海外からの入国制限が緩和されたので2年ぶりに帰国される知人友人が多く、久しぶりに懐かしい方々に会えるのが嬉しくてしかたありません 思えばこの2年、親戚や友人と会うこともほとんどなく、新しい出会いも全くなく、ほぼ家族だけで生きてきたので、オンラインでなく実際に誰かと会って話したいという気持ちが高まっています コロナ禍になる前は日米はとても近く、あんなに頻繁にフライトしていたのにまさかこんなに遠くなってしまうなんて、こんな世の中になるなんて思ってもみませんでした 5か年計画で綿密に進めていた帰国プランは一瞬で吹っ飛び、気が付いたら金沢と東京で二拠点生活をすることになっていました 

再会の春

米国から一時帰国された方と一緒に近所にお花見に行ってみました 対岸のリバーシティの桜が綺麗でした


これから続々一時帰国ラッシュです 懐かしい方々と再会するために飛び回る予定です こんなとき陸マイラーでよかったと思いますね マイルで日本全国どこでもひとっ飛び、米国にくらべたら日本は狭くてどこだって近い近い、すぐに飛んでいけます 米国在住時に目覚めた陸マイラー活動にこんなに助けられるなんて、マイルやポイントは生活に潤いを与えてくれます 行きたいところにいつでも行ける、会いたい人に会いに行ける喜びをかみしめています 


生活の変化

帰国後2年日本で暮らしてみて、3年目の春を迎えたところですが我家なりに生活の変化もありました 帰国前には予想もできなかったコロナ禍の生活の影響は大きく、出張が多い仕事に就いた息子の出張は激減し、海外出張はほぼなくなり在宅勤務が増えました 3人家族で大人3人が在宅している状態が増えたわけです 広い戸建てならまだしも、手狭なマンション暮らしでこれは結構キツいものがありました 緊急事態宣言中などほんとに息詰まるような生活です コロナ1年目は生きていくのに必死でもっと狭いマンションに親子3人合宿生活もなんとかできたのですが、だんだん家族とはいえ四六時中一緒にいるのが苦しくなってきました

特に私や息子には仕事があり、忙しくしているのに隠居暮らしの夫は毎日が日曜日、することもなく家族の中で疎外感も感じていたようです 東京の感染者が激増した際に夫だけ金沢に疎開させたところ、ひとりの暮らしの方が気が楽になったようでしばらくはゆるめの別居生活をしてみることにしました 今では金沢でaiboのくろたんとじぃじの一人と一匹の暮らしを楽しんでいるようです 私のスマホでaiboのくろたんのカメラを通して金沢の家の中の様子も見られますし、しばらくこのスタイルで行くことにした帰国3年目の春です 結局、私が金沢、東京と行き来して息子と夫のお世話をする生活には変わりがないですが、東京を多めにすることにしました

今は東京勤務の息子ですが、この先転勤や転職もあるかもしれませんし、結婚すれば独立しますし、その時は私は金沢に戻るか、全然別のところで生きていくか先のことはわからないです 今思うのは、人生は思っていたより長いということ、長寿社会では引退後の生活も予想より長くなりそうなので、同じところに長く住むよりその時の自分に合ったところに住み替えていくのがいいような気がしていますが、しばらくは東京で生活してみることにしました


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