日本入国に必要なPCR検査証明書の入手方法 / Los Angeles

米国でワクチンを接種後、無事に日本に入国できました 日本入国時に必要なPCR検査証明書についての情報をお伝えします

検査証明書の所定書式

5月5日(日本時間)に日本に入国できた時の情報です

PCR検査証明書


日本に入国の際に現在最も重要なのが出発72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書です 4月30日付けでLA領事館に厚生労働省書式または同等の内容で72時間以内検査陰性証明書の発行が可能な医療機関のリストが掲載されました

PCR検査陰性証明書発行可能医療機関リスト
LA領事館のサイトから


私たちは上記リストの赤い矢印のところ、LAXのターミナル6の検査機関を日本出発直前に予約しました LAX のターミナル2 と国際線ターミナルにあるところは予約なしでもできると書いてありますが、念のため予約をしていました 元々はネットで拾った情報の違う検査機関を予約していたのですが、出発前にANAのラウンジで更に情報収集をしてLA領事館のリストを見つけたら、予約している検査期間はLA領事館のリストになかったのです 慌てて、リストにあるLAX の Clarity Mobile Labs に予約を入れました 

リストにある厚生労働省書式証明書発行の日系医療機関はオンラインで予約することができず、週末で電話しても繋がらないと思ったからです 予約は入れたものの、LAXの検査機関では厚生労働省の書式には記入もサインももらえません LA領事館のリストにある以上、日本の入国は可能と思われますが、保証はありません 夫は米国籍なので出発の際に入管の方から入国審査は日本人以上に厳しいと聞いていたので、ここは万全を期したいと思いました


LAXでの検査

LAX では日本でひとり38,500円もかけて作成したPCR検査陰性証明書は提出の必要がありませんでした 全く要求されていません ANAにチェックインの際に必要でしたがLAXでは提出しなくても入国できました 米国の他の空港ではどうなっているのかわかりません

LAXに着陸したのが5月2日夕方4時半、その後一時間ほどでターミナル6のPCR検査場に到着しました オンライン予約の時間は余裕を持ってもう少し遅くなっていたのですが、すぐに検査をしてもらえました 料金はひとり125ドル、混んでいなかったので20分ほどで3人とも終了 検査結果は数時間後にオンラインで届きましたが、こちらの検査ではDrのサインはありません 厚生労働省の書式にある印影とは、必ずしもDr.の署名でなくてもよく、医療機関のレターヘッドでもいいということになっています それでもやはり、心配は尽きないのでこの検査結果を厚生労働省の書式に書き換えてもらうことにしました

厚生労働省書式への書き換え

LAXに到着したのは2日日曜日の夕方、その日はホテルにチェックインして月曜日を待ちました

ホテルにチェックインしてしばらくすると、検査結果が届きましたがどうにも不安なので、LA領事館のリストにあるカリフォルニア州で検査・入手した証明書を厚生労働省の書式に書換可能な医療機関に月曜になったら電話するしかありません


カリフォルニア州で検査・入手した証明書を
厚生労働省の書式に書換可能な医療機関
LA領事館のHPより


滞在先のホテルに最も近かった上木医師に真っ先に電話しましたが、留守電でしたので、次に近い日本メディカルに電話しました ここはWLAのジャパンタウン(ソーテル)にある日系の医療機関でニジヤの隣のビルの2階です 電話は繋がり、事情を説明するとパスポートと検査結果を送ると、午後に取りに行くまでに作成していてくださるということでした 

ワクチン接種の予約が夕方3~4時、出発が深夜です 奇跡的に間に合いました もし、この日が週末だったらリストにある日系医師はどこも繋がらなかったと思います 月曜だったのでその日のうちに書式を作成してもらって受け取ることができました 費用はひとり50ドルでした

もし、出発まで時間に余裕があるのでしたら無料のPCR検査でもいいと思われます PCR検査の陰性の証明書を確保できたら、LA領事館のリストにある医療機関で厚生労働省の書式に書換えてもらえば完璧でしょう 


日本入国

入手した厚生労働省の書式に書換えてもらったPCR検査陰性証明書は出発チェックインの際に見せました ANAに確認したところ、LAXの検査証明書でも搭乗可能ということです ただしANAでは日本入国の保証はできないということでした 

日本入国時にまず最初にPCR検査陰性証明書を提出します 厚生労働省の書式だったので、あっけないくらいなにも言われませんでした この後、日本入国時のPCR検査に進みましたが、ここさえ突破できればPCR検査で陽性にならない限り問題なく入国できるはずです この後の流れについてはまた続報します

LA以外の現在わかっている出入国情報はもうひとつのブログで掲載予定です










コメント

  1. こんにちは

    いつも有益な情報が掲載され、とても興味深く拝読しています。日本のワクチン接種は高齢者の段階でまだまだ時間がかかりそうなので、ご決断は素晴らしいと思いました。

    お伺いしたいのですが、ご夫婦は日本入国後の二週間の自己隔離は問題なくできると思いますが、ご子息は東京ご勤務とありましたが、二週間の自己隔離はどうされるのでしょうか。緊急事態宣言中なので、二週間はリモートで業務でこなせると言う事でしょうか。

    宜しくお願い致します。

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    1. 匿名さん:

      おっしゃるとおり息子は仕事がありますので、簡単に米国行きを決断できませんでしたが、上司の方に相談し2週間の自宅待機を了承して頂きましたので出発することにしました 東京が緊急事態宣言中は出張はなく、出社も必要最低限となっていましたし、GWにかかっているため、2週間のうち出社の可能性がある日数が少なかったも決断できた理由です 会社としても2週間自宅待機をさせてもワクチン接種済みの社員を得ることの方が利益があると理解して頂けたと思っています 

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    2. 日本ではエッセンシャルワーカーの方々のワクチン接種でさえ行き渡っていない状態ですから、若い世代の方々の接種はいつになるか分からないですものね。二週間の自己隔離が可能な職場で良かったですね。

      今後もブログを楽しみにしております。

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  2. 匿名さん:

    息子の会社の理解があり、ワクチン接種に行けたことを感謝しています 日本では20代だと年内にワクチンが接種できるかどうかわかりません とても怖いですよ 

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